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仏ぶつ広場

(1)神戸の復興

平成24年 1月17日午前5時46分。
神戸市諏訪山公園展望台には神戸の街の寺院や教会から一斉に鐘の音が響き伝わってきました。

阪神・淡路大震災の犠牲者の慰霊がはじまりました。諏訪山には1000人からの人が集まり、NPO法人Earth(アース)が用意した「希望の鐘」を一人ずつ打ちながら冥福を祈っていました。
神戸市内ではこうした集まりが何カ所も行われていましたが、諏訪山では神戸の街の灯りを眼下に一望しながら行うことに特別の意味がありました。
この集いを主催した実行委員長の安田秋成氏の挨拶で
「震災1年後のときはこの諏訪山からは灯りはほとんど見えませんでした。翌年さらにはその次の年と訪れるたびに灯りが増えてきました。そして昨年の17回忌の時には以前とほぼ同じ灯りが見えるようになりました。そして今年はそれ以上の灯りが輝いています。神戸は着実に復興していると実感しています。神戸の住民の頑張りだけでなく日本中の多くの人々の支援のおかげだと感謝しています。この街の灯りに包まれて7000余の多くの魂が神戸を見守っていると感じます。そして今年からは昨年3月の東日本大震災による多くの罹災された方々への復興支援に出来る限りのお手伝いをしたいと思います。それが出来ることこそが真に私達が復興していることだと言えるのです。」
と、述べておられました。
関係者の話によると、昨年の17回忌法要の集いを一つの節目にして終了しようかとの意見もあったようでしたが、3月の大震災によって今度は神戸の人たちが復興支援に参加しようと新たな目標をもつことになり、そのためにも阪神・淡路大震災の集いは続けようということになったそうです。

真の復興とはこうした苦しみを体験した人々の心に新たな希望と目標の灯がともった時なのです。